ニキビ薬が効かない「大人ニキビ」漢方で便秘解消したら2ヶ月で治った!

ニキビ 吹き出物

体験談のコーナー♪
便秘が原因で大人ニキビに悩まされていたという体験者さん。

「ニキビ薬も抗菌剤も効かない」と悩んでいた彼女の大人ニキビ改善の転機となったのが漢方との出会いでした!

口コミ
37歳 女性 くびなが族さん

便秘など腸内環境が悪いと体の様々な場所に影響が出てきます。疲れやすかったり、口臭がきつくなったり…そんな中でも私が悩んでいたのは肌荒れ「大人ニキビ」です。

市販の治療薬もたくさん試したけど改善しなかったこの大人ニキビですが、長年の便秘体質を漢方薬によって改善できたことから大人ニキビと肌荒れ治すことができました♪

ニキビ薬や抗菌剤が効かない「大人ニキビ」

30代半ばを過ぎたころからポツ、ポツと頬のあたりに出現しては消えない跡を残していく「大人にきび」

思春期のニキビのように大量に発生するわけではないのですが、治ったと思ったら新しいものができて、市販のニキビ薬や抗菌剤も効果が感じられない。そんな症状に悩まされていました。

もしかしたら年齢的にホルモンバランスが乱れているからなの?と思うも、ホルモンバランスの乱れ=婦人科受診でいいの?肌荒れなんて診てもらえるの?とどこの診療科を受診してよいのかもわからないまま、増えていくニキビ跡を恨めしく眺めて過ごしていました。

皮膚科には苦い思い出が・・・

ニキビというと皮膚科を受診するのが普通だと思いますが、私は過去に皮膚科でのニキビ治療でロクな目にあったことがありませんでした。2時間待ってようやく順番が回ってきたかと思えば「はい、ニキビね。お薬出しておきます。」で終了。

出された薬は海外ではとっくの昔に使われなくなっていた硫黄の入った塗り薬。治るわけもありません。今回も皮膚科に行ってもまた薬出されるだけだしな…と受診を躊躇していたところ、知り合いから美容皮膚科を勧められました。

期待をこめて初めて美容皮膚科へ

美容皮膚科というと、脱毛やレーザー治療、ボトックス注射などのイメージがあり、どこか美容整形外科とイメージが混同しているようなところがあったのですが、様々な美容皮膚科のHPを見てみるとニキビやニキビ跡、様々な肌荒れの治療にも力を入れていることが分かりました。

また女医の先生が多く、ホルモンバランスの乱れや更年期障害など、女性特有の悩みから肌荒れへのアプローチも行っており、「ニキビ=薬の処方」だけで終わるということはなさそうだと思い、受診することにしました。

始めに行われたのは丁寧なカウンセリングでした。内容は様々で、家族構成から睡眠時間、どんなことにストレスを感じているか、試した薬はどんなものか、食事内容と時間、便通はどうか、生理周期や生理不順について…。

そして腹部などの触診。カウンセリングでは同じ子持ちの女医さんということもあって、ストレスに感じていることなどを共感してもらいながらスムーズに話することができました。

処方されたのは漢方の「桃核承気湯」

「できてしまったニキビには処方薬を出すが、根本からの治療としては、ストレスが溜まってホルモンバランスの乱れもあり、腸の働きが鈍っている。

便秘老廃物を体にため込むことなので、非常にお肌にも良くない。便秘体質をまず改善し、腸内環境を整えないといけない」

という診断結果で、「ツムラ61番 桃核承気湯」という漢方薬を処方していただきました。

ツムラ61 桃核承気湯

こちらの漢方薬は便秘を改善し、不安やイライラを抑え、ホルモンバランスを整える効果があるとのことです。

比較的健康で体力の充実している人に向いていて、虚弱体質や胃腸の弱い人には向いていないようです。

便がでるでる♪大人ニキビも治ってきた

最初にこの漢方薬を朝、晩と服用したところ、便通が良くなりすぎて腹痛もあったので、晩の1回に減らしてみました。すると午前中に必ず排便できるようになりました。しかも、便秘体質だった今まででは考えられないくらいの量がすんなり出るのです(汚い話で申し訳ありません)。

また便秘が改善することで思わぬ嬉しい効果もありました。ウエスト、おなか周りが自然と痩せたのです。便秘が解消して腸内環境が整ったことにより、新陳代謝が上がったためだと思われます。

2か月ほど服用を続けたところ、できては治ってを繰り返していた大人ニキビもできなくなっていました。

漢方薬ってすごい!と効果を実感し、できればずっとこの漢方薬を続けていきたいと思っていたのですが、ふと、長期服用による副作用はないのだろうかと気になり始めました。

ネットで調べてみたところ、この「桃核承気湯」には大黄という成分が含まれ、腸を刺激して便通を良くするとのことで、市販の「タケダ漢方便秘薬」にも含まれているとのこでした。

編集部
おっしゃるように大黄はアントラキノン系で刺激性の下剤成分ですね。刺激性下剤は徐々に刺激が効かなくなってきて腸が自力で排便する力が弱くなっていきます。

漢方と言っても副作用はありますからね、便秘をこじらせないため長期服用には注意です。

基本的に漢方薬というのは、長期間服用して少しずつ効果を発揮するものだから何か月と服用して問題はないと書いてあるサイトもあれば、

何か月、何年と飲み続けていると、自然排便する力が落ちてしまい薬がなければ排便できない体になるため、医師と相談しながら服用期間を決めて使用したほうが良いと書かれているサイトもありました。

漢方薬とお別れし、腸をいたわる生活へ

毎日便秘薬を飲んでいると考えると体への影響があるのではないか、やはり自然に排便できるほうが良いと思い、私は肌荒れも改善したため医師と相談し、服用を中止しました。

しかし、服用していた期間で腸内環境が整い、毎日排便するという習慣が身についたのか、中止してからもひどい便秘にはならなくなりました。そのため肌荒れも起きていません。

今回は漢方薬に頼りましたが、今後は野菜をたくさん接種したり、ヨーグルトを食べたり、適度な運動を心がけて良い腸内環境を保っていきたいと思います。

※漢方薬については医師や薬剤師の説明を指示を良く聞き服用・中止してください。

編集部
くびなが族さんの体験談まとめ

・長年の便秘体質だった
   ↓
・30代後半になって大人ニキビが悩みに
   ↓
・美容皮膚科で漢方薬「桃核承気湯」と出会う
   ↓
・「桃核承気湯」で便秘が解消
   ↓
・大人ニキビができなくなった
   ↓
・おなか周りが自然と痩せた
   ↓
・今は漢方薬をやめて腸をいたわる生活中

体験談ありがとうございましたm(_ _)m

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