生理や子育てのストレス、女性特有の便秘も改善食と腸マッサージで解消できました

～ 50歳 男性 ランナーさんより ～

便秘に悩んでいる女性は多いと思います。私の娘も慢性的な便秘に悩んでいました。娘は私が紹介した生活習慣を取り入れてお通じが良くなりました。ここで、その方法を紹介します。

娘の悩み

娘は30代前半の専業主婦です。幼い子どもが2人います。娘は、家事などで体は動かしますが、子育てに忙しく食事には無関心でした。子育てのストレスが続くと便秘になり　妊娠や生理のときには便秘が慢性的になっていました。私は、ある健康雑誌に載っていた食事と腸マッサージを娘に教え、２ヶ月ほどで効果が出でいます。

生甘酒とレモンスカッシュで腸内環境の活性化

毎朝、生甘酒かレモンスカッシュのどちらかを飲んでいます。生甘酒は、市販のものを牛乳と混ぜてコップ1杯飲んでいます。価格は200～300円です。

レモンスカッシュは、レモン汁と炭酸水、はちみつを混ぜて飲んでいます。娘と一緒に娘の旦那も飲んでいます。

①生甘酒の効果

米麹を発酵させる生甘酒には乳酸菌がたくさん含まれています。この乳酸菌は腸で善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれます。生甘酒に含まれる乳酸菌とオリゴ糖の働きで腸内環境が活性化し、便秘が改善されますし肌にも良い影響があります。

また、生甘酒には食物繊維がたくさん含まれていますので、腸内環境のバランスが良い状態を保つことができます。そのため、便秘の予防と解消に効果を発揮するだけでなく、ビタミンB群は腸内で不要になった老廃物をスムーズに排出してくれるデトックス効果もあります。

さらに、生甘酒にはアミノ酸の一種であるGABAというものが含まれています。
GABAには神経を鎮める効果があり、ストレスの軽減に役立ちます。このGABAの効果でリラックス効果が得られ神経疲れを癒し安眠に導いてくれます。安眠は快便に繋がります。

②レモンスカッシュの効果

便秘解消のために大きな役割を果たすのが、レモンの皮や果肉に含まれている“ペクチン”という食物繊維です。ペクチンは腸内の善玉菌である乳酸菌を増殖させ、腸の調子を良くしてくれます。

また、ペクチンは腸内の物質と結合することで便の容積を増やし、腸の蠕動運動（便を排出する動き）を促進します。このペクチンの働きで、排便が促されるので便秘症の方には効果的な成分です。排便とともに老廃物や毒素も体外に排出するデトックス効果もあります。

オリーブオイルを毎日2杯

夕食のあとに、オリーブオイルを大さじ2杯飲んでいます。オリーブオイルは数時間後には大腸にそのまま届きます。そうすると、オリーブオイルが腸内をスルッと滑るようにしてくれて、お通じを促進してくれます。

お風呂で簡単！腸マッサージ

お風呂の中での腸マッサージをしています。短時間ですが、身体が温まっておりリラックスしている状態なので効果があります。腸には老廃物を運搬するためのリンパ管がたくさん集まっています。腸マッサージの刺激によって便秘が改善されると心身ともに調子が良くなります。

腸マッサージのコツは、手のひらや指の腹を使ってゆっくりと押し込むことです。”痛いほどよく効く”と誤解されている方もいます。痛みに耐えながらもみ続けたら、腸はゆるむどころか、より緊張を増し、硬くなっていきます。

食後1時間以内や下痢をしている時など、腸がリラックスできない状態のときは控えるようにしています。また、生理痛がひどい時、生理の時、妊娠中は行わないようにしています。

継続して便秘解消

娘は、食生活と腸マッサージを2ヶ月ほど続けてお通じが良くなっています。お通じが良くなることで、子育てのイライラも減少したようです。多少、お金はかかりますが、慢性的な便秘は、様々な身体の不調を引き起こします。

健康を手に入れるための必要経費と思うようにしているようです。ここで止めてしまったら、また元の状態に戻ってしまいます。大切なのは、腸内環境のバランスを良くするための生活習慣を続けることだと思います。