腸内環境改善で子供たちの蕁麻疹がなくなり、風邪にも強くなった

編集部
48歳/女性 HN:ビックリボシパレタ さんから頂いた体験談です

忘れもしない高校生のバス遠足のとき。バスに乗って20~30分するとお腹の中でいやーな予感の波が近づいてきました。今なら躊躇なく「すいません、どこか近くにトイレありませんか」と申し出ることもできますが、当時は花も恥らう16歳の女の子でしたので、そんなことができるはずもなく、ただひたすら次の休憩所まで耐えるしかないと腹をくくったのです。

するとその時、バス内で始まっていたレクリエーションでは指名制のカラオケが盛り上がっていて、歌い終わったある男子はあろうことか私を指名したのです。(そんな余裕はな~い)と心で叫びながら歌わない理由も言えず、半ばやけくそ気味にレベッカのフレンズ♪で対応しました。

日ごろから人前で何かをするのは緊張する私でしたが、さらに予測不能な出来事で脳の指令が狂ったのか、苦手なカラオケもそこそこ満足に歌えうことができ、しかも先ほどまで襲ってきていた便意による腹痛の波が嘘のように引いていたのです。滞りなく次の休憩所まで到着し、落ち着いて用足しも済ますことができ、私はその時、指名してくれた男子に心から感謝申し上げたのでした。

さて、高校生の時にレベッカのフレンズを歌ったことからも推察できる通り、私は今年48になる年女であります。今のところ小学生の子供たちが落ち着くまではと専業主婦ですが、そんな中で、自分はもちろん家族の健康維持のために、日ごろからアンテナを張って食生活に活かす努力をしているつもりです。

テレビやインターネットで様々な方法が紹介されていますが、その中から家族の体質や体調、習慣に沿って、無理なく続けていけそうな情報を拾い上げて実践しているところです。


夫も私も花粉症で、子供たちもアレルギー

そして今、家族に一番関わってくる体の心配事はアレルギー。夫も私も花粉症で、子供たちも軽い食物アレルギーや寒冷アレルギーによる蕁麻疹を経験しています。薬を服用すれば平気な程度のものですが、一生薬を飲み続けることに抵抗があることと、体質だから仕方ない、というような言葉に負けたくないという意地のようなものが働き、体質改善をしていこうと決心したのです。

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2016.10.07

家族の健康のため腸内環境改善へ

そこで私が納得してすんなり受け入れられたのが、腸内環境改善の類。冒頭の出来事もそうですが、他にも図書館に行くとトイレに行きたくなる、とか試験で緊張していると波がくるとか、大勢の前で何か発表会などがあるともよおしてしまう、など、私たちの脳内で起こる変化と腸の動きは密接に関わっており、お腹の調子を良くすると体全体の調子も良くなってくる、ことを経験則から学んでおります。

腸は食べ物の吸収や便の排泄に関わるだけではなく、なんと「考える」器官として、体にとって何が良くて何が悪いのか、腸に入ってくる様々な成分を記憶することができるとのこと。また脳内の神経伝達物質であるセロトニンの95%は腸で作られるという研究報告もあるそうです。さらに多くの血管や神経が集中しているため、強いストレスや緊張の影響をもろに受ける、という結果になるのです。

さて、そんな我が家が実践している腸内環境改善のための方法は、まずは食生活ですね。レンコンをはじめとする根菜類の積極的摂取、豆類、きのこ類、海草やこんにゃくなど食物繊維を摂取することで腸内の善玉菌を増やし、体内の毒素や有害物質の吸収を妨げるねらいです。また、毎朝果物や野菜と豆乳、はちみつ、ヨーグルトを加えた生ジュースをミキサーで作って飲んでおり、便秘予防や体内の活性酸素を減らすよう工夫しています。

例えば、バナナ1本、りんご1個、レモン1個、人参1本、豆乳300ml、はちみつ大匙3杯、ヨーグルト100mlなど、出来上がりを家族4人で飲みます。そして質のよい睡眠とることや刺激物、冷たい飲食物を避けるなど、余計なストレスを体にかけないように注意もしています。

子供たちの蕁麻疹がなくなり、風邪にも強くなった

まだ実践してから1年ほどしか経っていないため、家族の腸内、体質にどのくらい影響し、改善されているのか、目立った変化としては確認できませんが、子供たちの体質は少しずつ変わって来ているようです。成長に伴うものもあるかもしれませんが、蕁麻疹がでることはほぼなくなりました。
ちょっとした風邪も熱を出すことはなくなり、薬に頼らなくても自己免疫により自然治癒できることが増えました。

花粉症は軽く、便秘の悩みもなくなった

あとは大人の花粉症に対する変化です。毎年飛散する量もいろいろなので一概には言えませんが、こちらもわずかながら楽になったように思います。また女性はホルモンの影響なのか、月経周期に関連して便秘になったりすることもありましたが、最近はそのようなことにも悩まされなくなっています。

腸は第二の脳。「断腸の思い」「腹の据わった」「片腹痛い」「腑に落ちる」「腹を割って話す」などなど、昔からお腹の調子が心身を支えていることは無意識に感じられていたのだと思います。腸内環境を整えることで身も心も元気に健康で長生きできるよう、情報収集を怠らずに継続していこうと思います。

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