大腸ガンの術後、乳酸菌と毎日の運動で11年間病気知らずの健康体に

みさ(管理人)
74歳/女性 HN:ホルン さんからいただいた体験談です。乳酸菌と毎日の運動で大腸ガンの再発もなく術後11年間、病気もなく健康に過ごされています。

60代で大腸ガンが見つかり、術後11年目を無事迎えた74歳主婦です。若いときから、健康には気を使ってきたつもりで、便秘になったこともありませんでした。肥満でもなかったし、家系に大腸ガンを患った人もいません。


大腸ガン再発防止の為腸内環境改善に取り組み

それでも私が大腸ガンになってしまったのは、不規則な生活と食事のせいかもしれません。手術をきっかけに、自分の食生活を見直し、腸内環境やプロバイオという言葉もそのとき初めて知りました。再発防止の為に本を読んで勉強し、善玉と悪玉の菌の割合で腸内環境が決まることや、腸が体の免疫機能をつかさどることなども知り、早速腸内環境改善に取り組み始めたのです。

ヨーグルトで乳酸菌補給

当初、腸内環境改善には食物繊維の多い野菜などを食べればいいのかと思っていましたが、腸を手術して腸閉塞を起こしやすくなっているので、医師にもあまり消化の悪いものは食べないように言われており、極端な繊維質のものは食べられません。そこでプロバイオについて学び、乳酸菌の力を借りて改善に取り組もうと、まずは腸まで生きて届く乳酸菌と表示のあるヨーグルトを毎日食べることにしました。

これは今でも毎朝続けています。当時から現在までの間に、ヨーグルトもどんどん新製品が出てきて、それぞれ入っている菌の種類も特色も違うので迷うことも多いのですが、当時からよく食べているのは、「雪印の生きて届けるビフィズス菌SP株カプセルヨーグルト」です。

ビフィズス菌を胃酸から守って腸まで届けるということで、プチプチしたカプセルの食感がおいしいです。そのほかにも、日本人由来のガセリ菌SP株が腸に長く留まるという「ナチュレ恵」も効果がありそうで、よく食べています。

毎日1万5千歩のウォーキング

また、もともと便秘ではありませんでしたが、大腸のぜん動運動はきっと腸内環境にもいいはずだと思い、ウォーキングを始めました。大腸ガンの手術後、病院では次の日から歩行訓練をするように言われます。これは腸のぜん動運動を活発にして癒着を防ぐためなのだとおそわりました。

私は看護師さんに止められるまで廊下を何往復もしたおかげで、腸の手術をした人の9割に見られるという癒着も起きず、医師に驚かれるほど術後の回復が良かったのです。

こうして歩行が腸に良いと身をもって体験したので、今では

毎日、万歩計を肌身離さずつけて、1万5千歩は歩くようにしています。

自転車も処分してしまい、どこでも歩いて敢えて遠回りで行くことにしていますので2万歩ほど歩くこともあります。

そして、筋トレも始めて腹筋をつけるようにも努力しました。腹筋力の低下は腸内環境の大敵である便秘につながるからです。

その他にも、ヤクルトなどの乳酸菌飲料や甘酒などの発酵製品を積極的に飲むようになりました。スーパーで買い物をするときにも、乳酸菌や発酵という表示には敏感になっているので、腸に良さそうなものはどんどん取り入れています。

乳酸菌と運動で術後11年間病気知らず健康そのもの

術後、毎月の検査が3ヶ月に1度になり、半年に1度になり、年1回になり、5年を過ぎたときに、医師から「ガンの寛解」のお墨付きをいただきました。家族も術後の私の日常生活での努力を褒めてくれましたが、私も努力が実ったのだと思い本当に嬉しかったです。
今でも年に一度の大腸内視鏡の検査は欠かしませんが、毎回の検査結果は上々で、医師に「今回もきれいですよ~」と褒められるほど。11年前に手術をしたときは、大きなザクロほどの腫瘍があった私ですが、あれ以来ポリープのひとつもできていません。

また、手術後も数年間、飲み薬の抗ガン剤を飲んでいたので、免疫が下がるから風邪をひきやすいと聞いていましたが、熱を出すような風邪に1度もかかっていません。腸内環境が整って、自己免疫力が上がった成果だと思います。この11年間まったくの病気知らずで、健康そのもの。体力もつきましたし、今までの人生で一番健康なときを過ごしていると思います。