【便秘体質】漢方便秘薬に依存!副作用から脱出できた地道なヨーグルト摂取

ストレス発散

34歳/女性 バナナミルク さん の漢方便秘薬の依存から脱出できた体験談

私は、現在34歳の主婦です。1歳の子供を育てています。一時は漢方の便秘薬に依存し、副作用で薬を飲まなければお通じが来ない体になってしまっていました。


物心ついた時から便秘体質、お通じはいつも出血して痛みを伴っていた

便秘体質だった期間はとても長く、おそらく物心ついた時は、すでに便秘体質だったと思われます。
というのも、大学時代、体重が増えてきてしまったことに悩み、母に相談する中で、お通じが1日1回あるのが普通だと生まれて初めて知ったのです。

ずっと、自分の中で、お通じは数日に1回の一大イベントであり、いつも出血して痛みを伴っていたのです。そこから完全改善した32歳まで、おそらく15年以上は便秘体質でした。

排便の痛みでお通じが憂鬱にダイエットもできずいつもイライラ

便秘体質で辛かったのは、まず、いつも出血し、痔になりやすいことでした。お通じのたびに痛いので、お通じが憂鬱になり、さらに出にくくなっていくという悪循環でした。

また、痩せにくいことも悩みでした。便秘はダイエットの大敵で、どんなにいろいろ努力しても、体から不要なものが毎日出ていかないと、効果がありません。

えっ!アレルギーに肥満、 糖尿病も?!腸内細菌が生活習慣病に大きく関与

2016.01.22
そして、一番大変だったのは、体の循環が悪いため、精神面に悪影響だったことです。いつもイライラしていたり、怒りっぽいなど、人間関係もうまくいかず、落ち込んでばかりでした。

漢方の便秘薬を飲むも依存、副作用で飲まない日は出ない体に

なんとか打開したいと、最初に行った対策は便秘薬。副作用がこわかったのでできるだけ安全なもの、ということで漢方の便秘薬を飲んでいました。でも漢方の便秘薬でも副作用ってあるんですね。確かに、飲むと出るのですが、長い間続けているうちに飲まない日は絶対に出ない体に・・・完全に便秘薬に依存じている状態。これは絶対体に良くないと思いつつも、結局出なければどうしようもないので副作用が気になりながらも毎日飲まなければなりませんでした。

そのうち、便秘薬の服用量も徐々に増えていき、本当に便秘薬なしではいられない体になってしまっていました。副作用は心配なものの便秘薬を買えばいいだけ、という手軽さに甘えてしまい、良くないなと思いつつも、結局これを32歳まで続けていました。

妊活のため、便秘薬を飲まなくてもよい体づくりに一念発起!

転機は、妊娠について考え始めたことでした。年齢的にも、そろそろ初産をしなければと思っていて、妊娠のことをいろいろ調べたところ、妊娠中には早産を引き起こすなど副作用の危険性があり私が長年使っていた漢方の便秘薬は絶対に飲んではいけないことを知りました。

妊娠したら、便秘はどうなってしまうのか?薬なしでは出ないのに・・・と、とても不安でした。妊娠中でも安全な便秘薬はあるようですが、便秘薬に依存している私の体にはたして効くのか?という不安があります。それに加え、結局どんなに良い便秘薬を使っていても薬の力で出すからには依存という副作用は避けられないとも思いました。今後のことを深く考えた結果、私が出した結論は、便秘薬を飲まなくてもよい体にすることでした。

ヨーグルトとオリゴ糖を2ヶ月続けた結果、便秘薬の服用量が3分の1に

いろいろな便秘対策を調べ、できそうなことが、「オリゴ糖をヨーグルトに混ぜて毎日食べること」でした。オリゴ糖はビフィズス菌の餌になる…ならば、腸の中でビフィズス菌を培養すればよいのではと、素人考えではありましたが、ヨーグルトが大好きだったこともあり、試したいと思いました。

おそらく全くと言っていいほどビフィズス菌のない腸だからと、プレーンヨーグルト一箱を1日1回×3日で食べきるペースで、オリゴ糖も、ヨーグルトがかなり甘くなるまで入れて、2ヶ月続けてみました。
その間、漢方の便秘薬はやはり続けていたものの、1週間ごとに服用量を減らしてみていました。2ヶ月後、便秘薬の服用量が3分の1でも、毎日お通じが出るようになったのです。

さらに2ヶ月、初めて便秘薬を飲まずに、次のお通じが!

これは希望が見えたと思い、さらに2ヶ月続けた時、手持ちの便秘薬が無くなりました。買うのかどうか、とても迷いましたが、便秘薬の服用量がさらに減っていたこともあり、これはいい機会だと、買い足すのをやめました。代わりに、ヨーグルトを食べる回数を、1日1回から2回に増やしてみたのです。

最初の日はお通じはありませんでしたが、それでも買わずにいたところ、なんと2日目、お通じがありました。前回のお通じ以降便秘薬を飲まずに、次のお通じがあったのは、初めてのことでした。

ついに、自然なお通じが1日1回来るように

それから、2日に1回のお通じが数週間続いた後、ついに、1日1回のお通じが自然に来るようになりました。本当に嬉しかったです。それから2ヶ月ほどは、ヨーグルトを食べる量を変えず、徐々に、ヨーグルトの量を減らしてみました。だんだん、1週間で1パックを食べるようになっても、安定的にお通じがあるようになりました。

便秘は改善できる、便秘薬から脱することで人生が楽しくなった

そして、漢方便秘薬をやめてから1年後、妊娠しました。妊娠中は、やはりどうしても便秘がちになり、そのときは産婦人科で処方された便秘薬を飲みましたが、出産後、再度ヨーグルトを毎日食べたところ、今度は1ヶ月ほどで毎日のお通じが戻りました。

今は、ヨーグルトは子供の残りを毎朝少し食べる程度ですが、全く便秘になっていません。一念発起すれば、便秘は改善できる、便秘薬依存という副作用から脱することができるのだと、とても感動しました。今は、毎日体も軽く、精神状態もよく、人生が楽しくなったように思っています。

ストレス発散